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一般歯科

虫歯治療

むし歯とは、歯垢(プラーク)の中のむし歯菌(ミュータンス菌)が、飲食をした食べ物から糖分を取り込んで作り出す酸によって、歯の表面(エナメル質)が溶かされ穴が空いてしまう病気です。この過程を「脱灰(だっかい)」といいます。しかし、食事の度に脱灰が起こってしまっては、歯が溶ける一方です。それを防ぐのが唾液の力になります。唾液に含まれるカルシウムとリン酸により、溶けた歯(エナメル質)が修復され初めますので、初期の段階の脱灰を修復することができます。この修復する現象を「再石灰化」といいます。通常、お口の中は、飲食をする度に歯を溶かす脱灰と再石灰化が繰り返し行われています。このバランスが崩れてしまい、過度の脱灰で再石灰化が追いつかなくなってしまうと、自力で治す事が出来なくなり、むし歯となってしまいます。毎日の歯みがきや健康的な食生活が一番のむし歯予防となるのです。

虫歯になってしまったら

一番大事なことは、早期発見・早期治療が一番大切です。治療時期が早ければ早いほど、治療による身体への負担や期間、費用も抑える事ができます。些細な事でも、歯に違和感を感じましたら、すぐにご相談していただくことをお勧め致します。

歯周病

歯周病(歯槽膿漏)とは、歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)に歯周病菌が入り込み、やがて歯を支えている骨(歯槽骨)を溶かしてしまい、最終的には歯が抜け落ちてしまうという恐ろしい病気です。 歯周病はこれまで中高年の方に多く見られる病気と言われていましたが、近年では成人の約8割がかかっていると言われるほど身近な病気で、20代や30代の若い方が発症しているケースも多く見受けられます。歯周病は、発症しても自覚症状がほとんどないため、気づいた時には取り返しのつかない状態まで進行している場合もありますので、早期発見が重要となります。

歯周病治療

歯周病は、日頃の歯みがきで予防ができますが、歯周病の菌の種類によっては歯周病の進行が早いケースもあります。歯茎の腫れが繰り返される等の症状がある場合は、手遅れになる前に適切な治療をすることをお勧め致します。